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広告業界データセンター

広告/メディア/マーケティング従事者に役立つ各種マーケットデータを収集する情報ブログ。「スケダチ|高広伯彦事務所」支店ブログとして運営中。
オンライン視聴率データからの、検索サイト利用状況は「参考」値。
■日本の検索サイトの利用状況 (Nielsen Online R E P O R T E R 2009.1.15)


検索サイトの利用状況は、視聴率の中でも特に顧客の関心が高いデータで
あり、どのような指標でみるべきかについてはさまざまな意見がある。特に
メディアが好んでとりあげる「シェア」に関しては、定義や集計方法次第で
結果が大きく変わってしまうため、日本ではニールセン・オンラインから検
索シェアの公表は一切行っていない。


以外とネット広告業界関係者でも理解されていないのだが、オンライン視聴率を提供している各社から出ている検索サイトの「利用状況」は、「シェア」を表すものではない。

実際、検索エンジン提供企業がクエリー数の推計をオンライン視聴率企業に提供しない限り、あくまでもパネル調査による「視聴率」データなのであって、「検索回数」のシェアを出すことは、調査上不可能だからである。

また、シェアというのは、「A社の検索回数/全体の検索回数」というもので示されるものだから、そもそも検索エンジン提供企業間での「検索シェア」というのは、全体の60%のネットユーザーが複数の検索エンジンを使っているという調査もある中で、どれだけ有効なのか、疑問だ。

ネットレイティングスから出ているデータも“あくまでも”、現在の各社のオンライン視聴率上の「視聴数」の“ランキング”としてとらえるべきものであり、“シェア”の数値としてとらえてしまう、ないしは、各検索エンジン提供企業がそれを自社媒体の説明に使う、というのは正直我田引水になりがちで、あとあとで他から突っ込まれることが不可避なのでやめておいた方がいい。

こうしたデータは使う側も、それを参照する側も、そのデータがどういった数字で構成されているのか、また自分たちが使いたいデータとして客観的な”まとめ方”(=データそのものは客観性が高いもの、であるのが鉄則だが、それを“どう使うか?”の"まとめ方”で主観的=我田引水的なデータになる。なので、自分たちが「主張したいように」データをまとめるなんてのは簡単だし、あるいは、そのデータをまとめる人物の倫理的な部分に頼るところが多い)がなされてるのかどうか、ちゃんと理解する必要がある。

(関連記事)
■Yahoo! JAPAN とGoogle、実際の検索シェア
■グーグルが示したNetRatingsのサーチシェア調査に誤解あり

(参考書籍
グラフで9割だまされる 情報リテラシーを鍛える84のプレゼン
統計はこうしてウソをつく―だまされないための統計学入門
統計という名のウソ―数字の正体、データのたくらみ
データの罠―世論はこうしてつくられる (集英社新書)
統計数字を疑う なぜ実感とズレるのか?


| オンライン視聴率 | 12:18 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |